愛知・津島を知って撮って 市が賞金100万円の写真コンテスト
シャッターを切りたくなるスポットが意外に多い
コンテストは「夏の部」「秋の部」「冬の部」と3回に分けて実施される。奥谷氏によると夏の部の応募状況は、現時点で全国から約140点あり、遠くは青森県八戸市の方から応募もあったという。 これから応募するなら9月16日~11月30日に撮影された作品を対象とした「秋の部」か、12月20日~翌2月29日に撮影された作品を対象とした「冬の部」となる。 秋は16両の山車や石採祭車や神楽などが繰り出す「秋まつり」、冬には初詣で賑わう津島神社などがある。もちろん、四季折々でいろんな花を咲かせ市民の憩いの場でとなっている天王川公園や、町屋や抹茶文化も残る歴史ある町並も魅力的な被写体となりそうだ。 名古屋市在住のコマーシャルフォトグラファーに、コンテストについて感想を聞くと「天王祭は知っていたが、津島市は仕事で行くことがほとんど。名古屋市のベッドタウンという印象だったが、あらためて津島の風景写真を見ると、シャッターを切りたくなるスポットが意外に多いことに気付いた。100万円という賞金は大きな魅力だが、名のある写真家に自分の作品を見てもらえるだけでも、応募の甲斐がある」と意欲を見せている。コンテストの詳細は津島市観光協会の公式サイトに掲載されている。