2004年アテネ五輪金メダルの塚田真希さんが女子日本代表監督に 「チャレンジ精神を持って臨んでいきたい」／柔道
全日本柔道連盟は9日、オンラインで理事会を開き、先月末に任期満了で女子日本代表監督を退任した増地克之氏（54）の後任として、2004年アテネ五輪女子78キロ超級金メダルで東海大女子部監督の塚田真希さん（42）を選出した。日本代表で史上初の女性監督になる。 10年に現役を引退した塚田さんは16年リオデジャネイロ、21年東京の両五輪で女子重量級担当コーチを務めた。この日、東京・文京区の講道館で会見し、「増地前監督が行っていた、選手に主体性を持たせて準備力を持って試合に臨んでいく点を引き継ぎ、そして何より、選手の長い人生の中で日本代表としての時間が充実したものになるようサポートしていくことが、結果につながるように全うしていきたい。チャレンジ精神を持って臨んでいきたい」と決意を口にした。 男子代表監督は、パリ五輪を率いた鈴木桂治氏（44）が続投する。
