「佐賀玉屋」本館建て替えへ 2026年ホテル併設しリニューアルオープン 営業は南館で継続
佐賀県内唯一のデパート「佐賀玉屋」は、再来年12月までに本館を建て替え、シティホテルも入るビルとしてリニューアルすると発表しました。 【写真で見る】「佐賀玉屋」本館建て替えへ
新経営陣が会見
15日、佐賀玉屋の新経営陣が佐賀県庁で記者会見を開き、今後の事業展開について説明しました。今年7月以降、2棟あるビルのうち南館にデパート機能を一時的に集約して老朽化が進む本館を建て替え、2026年12月にシティホテルも入るビルとしてリニューアルオープンする予定です。
京都市の不動産会社が事業継承
佐賀玉屋は1933年にオープンした県内唯一のデパートですが、近年は人口減少やコロナ禍などの影響で売上を大きく落としていました。このため、1月末をもって京都市で不動産事業などを手がける「さくら」が事業を継承し、統括本部長の山越悠登氏が新社長に就任しました。佐賀玉屋の田中丸雅夫前社長は相談役として、今後も経営に携わります。