「虎に翼」生存よね&俺たちの轟“胸熱バディ爆誕”弁護士事務所開設へ!ネット沸く「スピンオフ見たい」
女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は10日、第51話が放送された。話題のシーンを振り返る。 【写真】第51話。戦争を生き抜き、再会を果たした山田よね(土居志央梨)と轟太一(戸塚純貴)は花岡悟の思い出を語り… <※以下、ネタバレ有> 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。 第51話は、佐田寅子(伊藤沙莉)は花岡悟(岩田剛典)の訃報に衝撃を受ける。食糧管理法を遵守し、闇市の食べ物を一切拒否して栄養失調のため亡くなった。花岡の死は法曹界のみならず、世間にも大きな衝撃を与える。同じ頃、戦地から戻ったばかりの轟太一(戸塚純貴)も絶望していた。轟は山田よね(土居志央梨)に再会、苦しい胸の内を打ち明ける…という展開。 寅子は花岡を思い、涙。桂場等一郎(松山ケンイチ)は「もうメソメソするな。我々があいつのためにすることは、泣くことじゃない」と決意を新たにした。 思い出の日比谷公園。 よね「佐賀に帰らないのか。墓参りに」 轟「どこで祈ろうと届くだろう。骨がある場所じゃなきゃ届かないなんて、死んでいった仲間たちが浮かばれない」 花岡(回想)「轟も頑張れよ。早く法廷で会おう」 よね「腹が立つが、私はまだ何者でもない。今の私じゃ、いくら助けを求められても、できることには限りがある。だから(立ち上がり、手を差し出し)一緒にやらないか、弁護士事務所。どうせやることもないなら、人助けでもしろよ。弁護士資格の持ち腐れになるくらいなら」 轟「(握手し)誘い方が回りくどいぞ!」 よね「黙れ!さっさと帰るぞ、私は忙しいんだ」 轟「その口のきき方、何とかならないのか!」 寅子はベンチに座る。「どうなりたいかは自分が選ぶしかない。本当の自分を忘れないうちに」。花岡の言葉を思い出し、涙ながらに弁当を食べた。 SNS上には「何、この胸熱展開!」「最強バディ誕生!うれしい!」「その手があったか!」「もうスピンオフが見たい!」「『こちらよね轟弁護士事務所』を夜ドラにしてください!」などと歓喜の声が続出。反響を呼んだ。