大津市・石山寺 企画展「紫式部と光る君の物語」
びわ湖放送
大津市の石山寺では、「源氏物語」の主人公光源氏の生涯を絵巻や屏風などの作品を通して紹介する企画展が、5日から始まります。 この企画展、石山寺と紫式部展『紫式部と光る君の物語』は、境内にある豊浄殿で、6日から始まります。石山寺は、紫式部ゆかりの寺として知られ、寺を訪れた紫式部が、湖面に映る月を見て「源氏物語」の着想を得たと伝えられています。 今回の企画展では、紫式部が使用したと伝わる硯が展示されているほか、物語の主人公・光源氏の生涯を石山寺が所蔵する絵巻や屏風など、およそ30の作品で紹介しています。 中には、「源氏物語」全五十四帖を400の場面に分けて描かれた『源氏物語画帖』も展示されていて、他の作品にはない場面も描かれていることから大変珍しいということです。 石山寺と紫式部展『紫式部と光る君の物語』は、6日から来月25日まで、期間中、展示の一部を変更しながら開催されます。
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