西島秀俊“俊平”が新メンバーを募集「出会いたいなと思いまして、この街に眠る音楽家に」 芦田愛菜“響”には特命が下る<さよならマエストロ>
西島秀俊主演の日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(毎週日曜夜9:00-9:54※1月21日は15分拡大、TBS系)の第2話が1月21日(日)に放送される。同作は、“ある事件”で家族も音楽も失った父・夏目俊平(西島)と、そんな父を拒絶し音楽を嫌う娘・響(芦田愛菜)が、地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し親子の絆と人生を再生させていく、完全オリジナルのヒューマンドラマ。 【写真】西島秀俊“俊平”の手を握り熱い視線を送る新木優子“瑠李” ■愛と魂の物語を彩る個性豊かなキャスト陣 西島、芦田の他、響の同僚のポジティブ思考で明るいトランペッター・森大輝役に宮沢氷魚、魔性のフルート奏者・倉科瑠李役に新木優子、クラシックに恋する高校生・谷崎天音役に當真あみ、クラシックを諦めたチェリスト・羽野蓮役に佐藤緋美、プレッシャーに弱いティンパニ奏者・内村菜々役に久間田琳加が配役。 また、俊平の息子・海役の大西利空、響と海の母親・志帆役の石田ゆり子、晴見市の市長・白石一生役の淵上泰史、コンサートマスター・近藤益夫役の津田寛治、うたカフェの店主・小村二朗役の西田敏行、物語の鍵を握る謎の男・鏑木晃一役の満島真之介、市民オーケストラの団長・古谷悟史役の玉山鉄二が物語を彩る。 ■これまでの放送では―― 5年前、指揮者の俊平は、音楽の街・ウィーンで指揮台に立ち、聴衆を大いに沸かせた。しかしそのとき、娘の響に最悪なことが起きていたことを知る由もなかった。5年後の2023年、秋。俊平は指揮者を辞めて一人きりでウィーンの街にいた。家族は彼の元を去っていったのだ。 そんな俊平の元に、日本にいる志帆から5年ぶりに連絡が入る。画家の志帆にフランスで仕事が入ったため、日本で子どもたちの面倒を見てほしいと言う。かくして、俊平は20年ぶりに帰国。しかし、響は俊平と目を合わせようともしない。おまけに音楽以外の能力がゼロの俊平は家事が一切できない。そんな状態の中、父子3人の気まずい生活が始まる。 翌朝、夏目家にやって来たのは晴見市役所観光課の古谷。市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの団長でもある古谷は、存続の危機にある楽団の指揮を俊平に頼み込む。実は、俊平が指揮をすることを、志帆が裏で古谷に約束していたのだ。しかし、俊平は古谷の依頼を固辞する。 一方、晴見市役所に勤めている響は、晴見フィルが演奏会や練習で使用している晴見あおぞら文化ホール担当になっていた。そんな中、俊平は晴見市長・白石から、晴見フィルが置かれた厳しい状況を聞かされる。さらに、晴見フィルの練習に行ったときにあることを聞かされて…。 ■第2話では―― 仕事でフランスに行ったはずの志帆は日本にいた。そして、古谷はそのことを知っていた。そこには、深い訳があった。そのことを知る由もない俊平は、晴見フィルの指揮者を引き受けることに。そんな中、白石と出くわし、「ホールは3カ月後に閉館」「オーケストラは予定通り残り3カ月で廃団」だと念を押される。 さらに、白石は、晴見フィルが40年以上かけて集めてきた楽譜の撤去を部下に命じる。市長たちの強引なやり方に途方に暮れる古谷と大輝。しかし、俊平はそんなことを意に介さず、新しい演奏曲を提案。さらに、新メンバーも募集することに。 一方、響は上司の滝田(山本圭祐)から、ある指令を受けていた。 ――という物語が描かれる。 ■エンディングオーケストラの逆襲が始まる 公式HPなどで公開されている予告動画では、「新メンバー?」とけげんそうな響の一方で、「出会いたいなと思いまして、この街に眠る音楽家に」と大輝や古谷と意気揚々と歩く俊平の姿などが描かれている。 また、「もう音楽活動はやめたんです」と何やら訳ありな様子の蓮や、「指揮がしたいから」と瞳を輝かせる天音、「私の存在が調和を乱すんだって…」とうなだれる瑠李など、ニューフェイスの登場に、晴見フィルに新風が吹く予感も。 さらに、「人間、引き際が肝心だよ」としんねりした口調で近づいてくる白石の姿もあり、俊平らにさらなる危機が迫る。 第2話放送を前に、SNS上では「マエストロがとにかくかわいい」「見ていて優しい気持ちになる」「緋美くんが活躍しそう」「響ちゃんが素直に笑える日がくるといいなぁ」といった声などが上がり、話題となっている。 「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第2話は、1月21日(日)夜9:00よりTBS系にて放送。