【ONE】王者ケイド・ルオトロが挑戦者トミー・ランガカーと再戦=1月28日(日)『ONE 165』有明でサブミッション・グラップリング・ライト級王座戦が決定
2024年1月28日(日)東京・有明アリーナ『ONE 165』にて、「ONEライト級(※77.1kg)サブミッション・グラップリング世界タイトルマッチ」として、同級王者ケイド・ルオトロ(米国)が、挑戦者トミー・ランガカー(ノルウェー)を相手に、3度目の防衛戦に臨むことが発表された。 【写真】青木真也戦でケージを蹴って引き込んだルオトロ。今回はリングとなる 両者は2023年6月以来の再戦。前戦では判定3-0でルオトロが勝利し、2度目の王座防衛に成功しており、今回はダイレクトリマッチとなる。 20歳のケイドは、双子の兄弟タイ・ルオトロと共に、ホイラー・グレイシーの黒帯クレバー・ルシアーノの下で3歳から柔術を始め、メンデス兄弟の AOJ(ART OF JIU JITSU)で活躍。その後、ATOS所属となり2021年12月に黒帯になっている。2022年のADCC世界選手権77kg級で優勝し、19歳で史上最年少世界王者に輝いた。 2022年5月のONEデビュー戦では、ケージグラップリングで青木真也に判定勝ち。同年10月のONE世界王座決定戦でウアリ・クルジェフにヒールフックで一本勝ちして初代王座に就くと、12月にはマテウス・ガブリエルを相手に判定3-0で初防衛に成功。そして2023年6月のランガカー戦も判定勝ちで2度目の王座防衛に成功した。 対するランガカーは、ノルウェー出身の29歳。キムラ/ノヴァ・ウニオンでホセ・カルロスの指導の下、トレーニングを積み、2022年IBJJF世界柔術選手権ミドル級(82.3kg)3位。2023年12月のIBJJFノーギ世界選手権79.5kg優勝。2021年11月の『Polaris18』では、道衣90kg契約でイゴール・タナベに敗れるも、2023年11月の『Polaris26』ではノーギでオリバー・タザのヒールフックを凌いで判定勝ちしている。 2023年6月の前戦では、トップからパスガードを仕掛けるルオトロに、ハーフガードのランガカーが足関節のカウンターを合わせる展開のなか、ジャッジはトップからアタックし続けたルオトロを支持している。MMAトレーニングも行っていることを明かしているルオトロと、ベルトの無い立場でグラップリングに挑戦し続けるランガカー。世界トップレベルのグラップラー2人は果たして、日本での再戦でどんな動きを見せるか。
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