津軽鉄道走る芦野公園 安全守るため“危険な木”を伐採/青森・五所川原市
青森朝日放送
青森県五所川原市の芦野公園で10月、列車が線路に倒れた木と接触した事故を受けて、市は、線路沿いを中心に危険な木の伐採を始めました。 10月、津軽鉄道の芦野公園内の線路上に倒れていた推定樹齢100年の木と走行中の車両が接触しました。 けがをした人はいませんでした。 事故後、青森県樹木医会による沿線を中心とした調査で、クロマツなど12本が伐採する必要がある危険な木と判断されました。 【工藤麻衣記者】 「線路からすぐのこちらの木は、市の想像以上に空洞化が進んでいたということです」 樹齢や傷が要因で、木の内部を少しずつ痛めてしまう「腐朽菌」による空洞化。当時、倒れた木も同じ原因だったということです。 【五所川原市総務部 金木総合支所 木村守伸次長】 「市民の方でも園路を歩いたりして、危険というのをご連絡いただければ随時対応いたします。今後も、園内の危機管理については気を付けて進めてまいります」 市は年内に12本を伐採するほか、今後も危険な木の確認を続け、随時伐採していくということです。