衆議院選挙 4月の補選では保守王国陥落…注目の島根1区どうなる? 女性3人三つ巴の戦い
共産党の村穂さんは支持拡大を図るため、この土日は大票田・松江市に絞って遊説を展開しました。 共産・新 村穂江利子候補の演説 「これまでの自民党政治が続けてきた、私たち国民ではなく、財界や大企業、そちらの方にばかり向いて、国民の生活は置き去りにされてきた、国民の苦しみの声は切り捨てられてきた」 おとといは母校の島根大学周辺や、当時住んでいたという下宿の近くで街頭演説を実施。 見慣れた街とは言え国政初挑戦、慣れない選挙戦に挑む村穂さんを支えているものとは? 共産・新 村穂江利子候補 「歌を歌いながら事務所に向かって、帰りも歌を歌って帰ったりしてリセットできています。家帰ったら、にゃんこが待っているので、猫のブラッシングをして、語りながらきょう1日頑張ったよと言いながら振り返っています」 党島根県委員会としては島根1区に10年ぶりの候補擁立となった今回。 12月に予定されている島根原発2号機再稼働への反対や企業団体献金の禁止、政党助成金の廃止による政治改革などを訴える村穂さんは、他の2人との差別化を図って支持拡大を狙います。 共産・新 村穂江利子候補 「最後の最後の最後まで頑張るしかないと思っております。厳しいことは最初から承知の上の戦いなので、とにかく全力で、全身全霊全てをかけて頑張るということですね」 自民党の批判票の獲得と消費税減税など生活者目線の公約を訴え続けます。 自民党の高階さんはおととい夜、推薦を受ける公明党と共に松江市内で街頭演説を行いました。 自民・前 高階恵美子候補の演説 「本当に信頼をいただける政治を実現していかなければいけない。日本創生の選挙を必ずや自公政権の勝利に向けて、力を合わせて、勝利を勝ち取って行かなければならない。皆さん、力を貸して下さい」 この日は朝から2010年の参議院選挙で当選同期の青木一彦内閣官房副長官も遊説に参加し、有権者に高階さんの豊富な国政経験をアピールしました。