衆議院選挙 4月の補選では保守王国陥落…注目の島根1区どうなる? 女性3人三つ巴の戦い
27日に投開票が行われる衆議院選挙。選挙戦は早くも折り返し地点を過ぎました。全国注目の選挙区が島根1区。女性候補3人による三つ巴の戦いとなっています。激しい戦いの情勢を探りました。 【写真を見る】衆議院選挙 4月の補選では保守王国陥落…注目の島根1区どうなる? 女性3人三つ巴の戦い 島根1区に立候補しているのは届け出順に 立憲民主党の前職・亀井亜紀子さん59歳、 共産党の新人・村穂江利子さん56歳、 自民党の前職・高階恵美子さん60歳、の3人です。 立憲民主党の亀井さんは19日20日の土日、選挙の結果を大きく左右する都市部、松江市や安来市で遊説を展開しました。 立憲・前 亀井亜紀子候補の演説 「目の前の選挙に勝つことに全力を尽くしてますけど、一緒に未来を作って行きたいんです。若者たちも一緒に。この子たちが、あと10年後、この島根の力になってくれればと、そのように期待をしております」 亀井さんが再選に向けて重要視しているのが無党派層の取り込み。おととい夜には、松江市内のショッピングセンター前で、若者に選挙への参画を呼び掛けました。 精力的に走り回る選挙活動で欠かせないのが、食事です。 立憲・前 亀井亜紀子候補 「きょうはエスニックなエジプト料理、コシャリに挑戦します。12日間のことなので、選挙に集中して、食べることだけ楽しんで頑張ります」 相棒の「かめこ」をそばに置いて戦う選挙スタイルは今回も変わりません。 今年4月の補選に続き、先週、立憲民主党の野田佳彦代表が島根入り。亀井さんを「ブレない人」と評価し、支持拡大を呼び掛けました。 立憲・前 亀井亜紀子候補 「相手は誰が候補であっても大きな組織を持っている自民党ですから、そういう意味では私は最後まで攻めていくと。結局選挙は最後の3日って言われてますから、今どういう状況であっても、最後の3日でどうなるか分かりませんので、なんとか勝ち抜けるように攻めてまいります」 無党派層だけでなく、4月の補選の時のように自民党や公明党支持層にも浸透できるかがカギとなりそうです。