「まねするべき存在」前回痛恨の押し出し・ヤクルト山野太一が石川雅規からアドバイス プロ23年の経験を学ぶ
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト-中日(14日、神宮球場) ヤクルトの山野太一投手が14日の試合前、石川雅規投手からキャッチボールでアドバイスを受けました。 【画像】13日試合終了時点でのセ・リーグ順位表 プロ4年目で25歳の山野投手は今季6度登板し4試合で先発。ここまで1勝1敗で防御率7.58とし、前回は13日の中日戦で6回途中満塁の場面で2番手としてマウンドに上がるも押し出しの四球を与え交代となっていました。 この日、山野投手のキャッチボール相手を務めたのは同じ左投手で19年先輩の44歳・石川投手。 石川投手は山野投手の球を受けるたびに「ナイスボール」や「今のはもっとこうしたほうがいい」など身振り手振りでアドバイスを送りながらキャッチボールを行いました。また石川投手自身も歩幅を数えて自分のフォームを調整するなど後輩にアドバイスを送りながら自身の調整を怠らない姿勢を見せました。 石川投手は山野投手に「平地でしっかりとしたタイミングとバランスよく投げられるとか、キャッチボールがしっかりできないとゲームでも上手く発揮できない。それは自分がずっとやってきたこと」とプロで23年続けてきたことを後輩へアドバイスしたと言います。また「言葉で人に伝えることは難しいけど、自分でもここが大事だなとか考えられる」とアドバイスを送ることで自身のプラスになることも明かしました。 アドバイスを受けた山野投手は「自分が悩んでいることを石川さんとキャッチボールをして今のがよかったよとか、アドバイスを受けてやらせてもらっている」とコメント。また石川投手の存在について「すごすぎて本当にキャッチボールさせていただいているのが本当に夢のよう。いろいろなことを聞いてたくさん自分に吸収したいというかまねするべき存在だなと思います」と同じ左投手の大先輩について答えました。