「手料理」に「カラオケ」まで一緒に……グラビアアイドルの「オフ会」は現代社会の”オアシス”だった!!
お盆を過ぎたとはいえ、まだまだ猛暑が続く8月の土曜日。ジリジリと照りつける太陽が眩しい午後2時、インバウンド客で賑わう東京・銀座。 【写真】「最高級のメロンカップ」と呼ばれるグラドル・草野綾さんのオフ会の様子 歩行者天国となっている銀座通りから少し離れたあるスナックバーに、まだ昼過ぎにもかかわらず、見た目も年齢層もバラバラな男性たちが、ぞくぞくと吸い込まれていく。 そこでは、あるグラビアアイドルの「オフ会」が行われるのだという。会の主役は、草野綾さん。《最高級のメロンカップ》と評される圧倒的なプロポーションを持ち、これまで2冊の写真集を出しているグラビアアイドルである。 果たして、グラビアアイドルの「オフ会」とは一体どのようなものなのだろうか。ファンはどのような想いを持って参加しているのだろうか。
手料理でのおもてなし
記者が潜入すると、店内ではすでに「オフ会」が始まり、盛り上がりを見せていた。10人ほどの参加者たちと草野さんが、2つのテーブルを囲み、焼酎、ビール、ハイボール、コーラなどを手に、楽しそうに談笑している。 テーブルの上に並んでいたのは、草野さん本人が作ったという手料理の数々。肉じゃが、ささみの梅肉和え、マカロニサラダ、きゅうりの塩昆昆布漬け……どれもこれもお酒に合う最高のおつまみばかりだ。 「昨晩、ほぼ徹夜して作りました(笑)愛情をたっぷり込めていますよ♡」 現役のアイドルの手料理が食べられる機会は、まずないであろう。ファンの方々にはたまらない“最高のおもてなし”である。なかでも特に、参加者たちが口々に「美味しい！美味しい！」と言って評判だったのが、肉じゃがだ。 記者も味見をさせてもらったが、全体に程よく味が染み込んでおり、ジャガイモや人参の固さも硬過ぎず、柔らか過ぎずの絶妙な按配で、まるで銀座の小料理屋の味。理想的な“肉じゃが”である。
福岡弁にグッとくる
そんな“最高の肉じゃが”を頬張りながら、今日初めてオフ会に参加するというTさん(40代・大阪在住)が、彼女のことを好きになったきっかけについて教えてくれた。 「最初にアーヤ(草野さんの愛称)を好きになったのは、たまたま見たインスタライブで、ポロッと出る福岡弁に本当にグッときてしまって(笑)『好いとうけん』なんて言うもんだから、もう本当にたまりませんでしたね」 5、6年ほど前からイベントなどに参加しているという古参ファンの一人、Lさん(50代・群馬在住)も頷く。 「僕は彼女と同郷の北九州出身なんですけど、あの方言を聞いているとやっぱり癒されますよね。ホッとするというか、安心します」 確かに、一見すると艶っぽい・大人っぽい印象の彼女が、「～やけん」「～ちゃんね」などを語尾につけて福岡弁で話をしている様子は、どこかあどけなさが感じられて、そのギャップがとても魅力的である。オンライン上の動画ではなく、直接彼女と会って話をしてみたいと思うのもうなずける。 このように今回集まったファンは、大阪、群馬、そして福島など、全国から集結した筋金入りの“アーヤ推し”の面々なのだ。 草野さんは、席を移動しながら、参加者たちにお酒を注いだり、料理を取り分けたり、一人一人に話題を振りながら、会話を楽しんでいた。
