多くの人でにぎわう福島SDGsマルシェの様子

西田敏行さんの突然の訃報に、日本中が驚きと深い悲しみにつつまれました。福島県民は、東日本大震災後、西田さんの福島県民に届けてくれた言葉や福島産品を全国に発信する活動に、心打たれ生きる勇気と頑張る元気をもらいました。そのため、西田さんの突然の訃報に悲しみと喪失感はより深いものになりました。 TKGならぬTKM!? SNSで話題の「福島ラーメン わたさん」イチオシ！夏におすすめの「卵かけ麺」 この秋、たくさんの福島を発信するアクションが起きています。 東京では10月3日、4日恒例行事となった新橋駅前SL広場での「ふくしまの酒祭り」を皮切りに、六本木で開催された浜通りの「浜フェス」、新宿で開催された「郡山市ファンミーティング」。 福島県内でも「LIVE AZUMA」には、福島市のあづま運動公園に県外からもたくさんの音楽ファンが集まりました。福島中央テレビでも「東野幸治の新福島図鑑」という番組を制作し、首都圏に浜通りに生まれる新しい魅力を発信しました。食、お酒、音楽、産品、コミュニティ…。さまざまなテーマを切り口に“ふくしま”が発信されています。 当時、西田さんから勇気や元気を受け取った皆さんが今、それぞれのフィールドでふくしまを発信しているのではないか。決してこの表現は大げさではないと思います。 西田さんには、これからの福島の歩みを天国から見守っていただきたいです。 これらのイベントで、福島発信の真ん中にいるのは、「福島で」「福島から」アクションを起こしている”福島の人”です。

2023年に開催した福島SDGsマルシェ

そして今週末も東京都・新宿で福島を発信するイベントが開催されます。それは、「福島SDGsマルシェ」。 このイベントは、「新宿区福島県人会」根本会長（故人）の提案でつくられた「福島SDGsマルシェ」ふくしま物産店新宿実行委員会の主催で、ホテルリステル新宿や新宿区の各商店街と連携して開催されます。「新宿でふくしまを発信」という福島にとってとても有意義なプロジェクトを推進している実行委員会の3人にお話を伺うことができました。