「子どものためだと思っていたのに…」リビング一面“おもちゃ地獄”だった元汚部屋ママがやめたこと
こんにちは。片付けについて発信しているありママです。 よくInstagramのコメントやDMで、「おもちゃが散らかって片付かない」という声をたくさんいただきます。 子どもがおもちゃを片付けてくれなくてイライラしたり、捨てると子どもが怒るからなかなか捨てられない、というのはママの悩みの種ですよね。 【内装を見る】都内16坪の狭小住宅でも叶う!ほんのちょっとの隙間も見逃さない収納アイデア4選
私自身も汚部屋時代はおもちゃがどんどん増えて、リビング一面におもちゃが広がっていました。当時は、おもちゃで散らかるのは子どもがいるから仕方ないと思っていました……。 しかし、私が片付けをしていく中で「おもちゃが家に溢れていて片付かない」のには理由がある!と感じたので、今回はその理由と対策をお伝えしたいと思います。
おもちゃを与えすぎている!?
私は子どもが生まれてから「知育」というワードに非常に反応していました。 ある有名なスポーツ選手のお母さんが 「生後6ヵ月からジグソーパズルに取り組ませていて右脳を鍛えていた」 という情報を知ったときは、私もすぐジグソーパズルを買いました(笑)。 インターネットを中心に、テレビや雑誌、ママ友から色々な情報が入ってくるので、「今与えなければ子どもの能力に関わってきてしまうのでは?」と焦って、たくさんのおもちゃを与えました。 おまけに、おもちゃを与えることで子どもがおもちゃに興味を示し、自分自身の自由な時間ができるのでは……という思いもあって、大人の事情で増やしていました。 しかし、最初のうちは興味を持って遊んでくれるのですが、1週間も経つとおもちゃに興味を示さなくなりました。 飽きたからまた新しいおもちゃが必要なのか?と思い、ネットで調べた「おすすめのおもちゃ」をまた買い与えました。 こうしてどんどんおもちゃは増えていき、あっという間にリビングがおもちゃでいっぱいになってしまいました。
与えすぎると実はデメリットが……
与えることで、子どもの能力や知能は上がったのか?……は正直わかりません。 しかし、アメリカのトレド大学の研究論文によると、少ない数のおもちゃで遊ぶ子どもの方が、たくさんのおもちゃで遊ぶ子どもに比べて、一つのおもちゃを使って長時間遊ぶことができたという結果が出ています。 多すぎる量のおもちゃは、子どもの遊びの質を低下させることに繋がるのです。 どんなに素晴らしいおもちゃでも、与えすぎると1つのおもちゃで長く遊ぶことはなくなり、おもちゃ本来の能力が発揮されず、子どもの集中力も養われなくなっていくということです。 ちなみに、これは我が家の場合ですが、子どもがおもちゃを壊してしまった時に、「また新しいのを買ってもらえばいいじゃん」という会話を姉妹でしているところを聞いてしまいました。何でも次々に買ってあげるのではなく、モノを大切にする心を育てなくては……ということを痛感しました。 他にも、おもちゃが多すぎると片付けが大変になり、片付けをしなくなってしまうというデメリットもありますよね。