【LLPW-X】神取忍記念興行で〝金の卵〟がデビュー 井上貴子から得意技を伝授される
神取忍が率いる女子プロレス「LLPW-X」の元祖アイドルレスラー・井上貴子(54)が、「神取忍還暦祭り」(11月18日、東京ドームシティホール)でデビューする彩乃(18)に得意技を公開伝授した。 同団体は17日、都内で会見を開き、練習生として在籍していた彩乃がプロテストに合格し、デビュー戦が決まったことを発表。プロレスラーを志した理由について、本人は「もともと男子プロレスを見ていて、飛んだり跳ねたりする試合がすごくカッコいいと思った。いろいろ団体を探してLL(PW)さんにたどり着いて、神取さんと貴子さんに練習を教えていただいています」と明かした。 〝金の卵〟に向けて貴子は「まだ本当に基本の基本(の技)しか教えてない。私がジャガー(横田)さんから一番最初に習った技の〝マスカラス〟を教える。どういう技かというと、相手に対してドロップキックするようなイメージで、胸にチョップして相手を倒す技です」と説明。仮面貴族ことミル・マスカラスの得意技で知られる「フライングクロスチョップ」に近い技だ。 師匠から「コツはとにかく自分の体重を全部相手に乗せる。大きい人を倒すイメージ」とアドバイスを受ける中、彩乃はNØRIを相手に練習を積んだ。 猛特訓を終えて彩乃は「マスカラスという技をデビュー戦までに完璧にして、試合で使えるように頑張りたいと思います」と充実した表情。貴子も「(彩乃は)見た目は小さくて細い感じだけど、意外とオラオラみたいな感じがある。試合を見ていただければ、ガッツがあるのがわかる。これから練習をしていけば体も大きくなると思うし、本人が全てを出せるよう私たちも頑張りたいと思います」と今後に大きな期待を寄せた。 なおデビュー戦の相手はまだ発表されていない。正式なリングネームは未定で、LLPW―Xの公式ホームページなどで一般募集をかける予定だ。
東スポWEB