車のタイヤ、「インチ数」が違うと「値段」も違う?
車を購入する際は車両価格に注目しがちですが、タイヤの大きさや価格にも注意が必要です。車種によってはタイヤのインチ数を複数選べることがあり「どのサイズがいいのだろう」と悩むこともあるでしょう。 車のタイヤはインチ数が変わると値段も変化するため、価格の把握が欠かせません。今回は14インチから18インチのタイヤにおいて、おおよその価格を比較します。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
14インチから18インチのタイヤ価格を比較してみた
今回は14インチから18インチのタイヤ4本の価格を比較しています。なお、価格はオートバックスで取り扱う商品を参考にしています。具体的な金額は下記の通りです。 (※タイヤはサマータイヤに限定) 表1
※株式会社オートバックスセブン「かんたんタイヤ検索」を基に筆者作成 インチ数の中でもタイヤ幅や偏平率などで価格が前後するため、価格に幅を持たせることが大切です。上記の結果からインチ数が上がれば上がるほど価格が高くなると分かりました。 14インチの最安値と18インチ最高値ではおよそ16万円の差が見られます。さらに、雪の降る地域の場合、サマータイヤだけでなくスノータイヤの購入も必要です。その場合はより価格が高くなるため注意が必要です。
タイヤの種類はどうやって見るの?
車のカタログでタイヤの種類を見ていると、数字がたくさん並んでいるため「何を選べばいいか分からない」と悩む方もいるでしょう。一般的に、タイヤは「タイヤ幅」と「偏平率」と「インチ数」に着目します。 具体的なタイヤサイズの見方として下記のタイヤを確認しましょう。 【205/55R16】 この場合、初めの205はタイヤ幅を表しています。なお、単位はmmです。次の55とはタイヤの偏平率です。なお、タイヤの偏平率はタイヤの幅に対して高さがどれぐらいかという比率を表しています。そして、R16はインチ数でリム径とも呼ばれています。各車種によって対応しているインチ数はもちろん、タイヤの幅や偏平率も異なるためカタログのチェックがおすすめです。