降雪地のインフラ管理を効率化:イクシスがDXソリューションを発表
イクシスは、降雪地向けに特化したDXソリューションをリリースし、インフラ維持管理の課題解決を目指す。 【もっと写真を見る】
イクシスは10月10日、降雪地向けに特化したDXソリューションをリリースしたことを発表した。 本ソリューションは、イクシスが提供してきたインフラDX技術を基に降雪地向けにカスタマイズされたトータルソリューションである。主な機能には、天気予報の視覚化、AIによる積雪量の監視、そして遠隔地との作業状況の共有システムが含まれている。また、車両管理を可能にするAI車両運行管理システムや、3D計測を用いた排雪量管理も特徴の一つである。 具体的な組み込み技術としては、「GENBA-Monitor」によるお天気予報ライト機能、AI積雪検知機能、「GENBA-Tracer」によるAIシステムによる車両運行管理、さらに「GENBA-Remote」による遠隔臨場システムが挙げられる。これらにより、作業効率や安全性の向上、省力化が期待されている。 さらに、スマートフォンひとつで体積管理を行えるAR体積管理ソリューション「GENBA-Scan」は、排雪量の計測に非常に役立ち、現場DXを大きく促進する製品である。これにより、雪国の公共インフラの管理がより効率的でスマートになり、持続可能な地域社会の維持に貢献することができるとしている。 「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」配信のご案内 ASCII STARTUPでは、「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」と題したメールマガジンにて、国内最先端のスタートアップ情報、イベントレポート、関連するエコシステム識者などの取材成果を毎週月曜に配信しています。興味がある方は、以下の登録フォームボタンをクリックいただき、メールアドレスの設定をお願いいたします。 文● さとまさ 編集⚫︎ASCII