【スタイリストの親子コーデ】リュックをサイズ違いでお揃いに。20代の頃も40代の今も「グレゴリー」がお気に入り
スタイリスト福田麻琴さんが、夏のおでかけファッションを紹介します。最初は息子さんと一緒に過ごすある一日です。 【写真】親子でお揃いの「リュック」。サイズ感の違いは? 実際に背負ってみるとどう? お休みの日は息子と一緒に出かけたい私。それは近くの公園とカフェでもいいし、たまには美術館やアートギャラリーにも行きたい。でも、息子にとっては、まだアートは興味の範囲外で、彼が行きたいところといえば、最近は専らゲームセンター。 ただ私の趣味に付き合わせるのも嫌だし、ゲームセンターばかりもどうなのか。そこで考えたのが交代制。午前中、美術館に付き合ってもらったら、午後はゲームセンターで一緒に思いっきり遊ぶ。お互いに譲り合って楽しい休日に。ポイントはゲームセンターを午後にすること。逆だと、たぶん疲れてしまって私の美術館はお預けになってしまうから……。実際に行ってみると、彼は彼で展示されている作品を自分なりの視点で興味深そうに見ているし、私は私でコインゲームやクレーンがどんどん上手くなっています(笑)。 さて、そんな日の私たち親子のファッションはサイズ違いのグレゴリーのリュックを主役にコーディネート。 グレゴリーは、10代や20代の頃も愛用していて、40代になってまたリュックに気持ちが向いたときに探し始めたら、やっぱりグレゴリーにたどり着きました。好きなモノって変わらないですね。 息子が背負っているひとまわり小さいサイズの”ファインデイ”は見た目だけお揃い、ではなくて、耐久性の高い素材を使っているところ、背負ったときのフィット感にこだわっているところ、使い勝手良くポケットが配置されているのは私の”デイパック”と同じで本格的。だからふたりとも使いやすくてお気に入りです。 私は小花柄のワンピースに合わせて。フェミニンなワンピースとアウトドアなリュックは対照的ですが、意外とマッチするんです。もっと息子が小さいときだったら、動きやすいようにリュックにパンツ一択だったけれど、最近はワンピースもOK。嬉しいような悲しいような(笑)。色はふたりともモノトーンを基調に、走り回っても見つけやすいように、というわけではありませんが、オレンジのキャップが息子のコーデのアクセントです。
福田 麻琴