体育館が全焼するまさかの試練に直面 練習場所を失った体操競技部 インターハイをかけて県大会出場へ…!
顧問の西村先生は火事の後、部員たちに“ある変化”があったといいます。 体操競技部 西村隼顧問: 「毎日違う(練習)場所なので、そういう対応力とか器具に合わせる力は本当に身に付きましたね。精神的にも成長して、一回りも二回りもたくましくなったな」
支えてくれた人たちへの“恩”を演技で返したい。部員たちには、そんな思いもあるようです。体操競技部を引っ張る3年生の伊藤大空キャプテンも、県大会に向けて、このように意気込みを語っています。 体操競技部 伊藤大空キャプテン: 「(他校などは)試合ではライバルなんですけど、練習会場で会った時にお礼を言うと『全然いいよ』って言ってくれるので、演技で返したいです」
火事から7か月。体育館が全焼し、練習場所を失っても、ひたむきに練習してきた名城大学付属高校の体操競技部が県大会に臨みました。結果は見事、団体で優勝。10連覇を達成し、インターハイの出場を決めたのです。インターハイは7月、福岡県で開かれます。