【ソフトバンク】又吉克樹、来季日本一で断髪式?「佐渡ケ嶽親方に…」FA移籍の甲斐にもエール 契約更改
ソフトバンクの又吉克樹投手が17日、みずほペイペイ内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4年契約4年目の来季も現状維持の1億5000万円プラス出来高でサインした。 FA移籍の先輩として、巨人へのFA移籍を決断した甲斐にエールを送った。四国IL香川時代に3軍戦で甲斐と対戦。「こんなすげえヤツが支配下になれねえんだ」と驚いたのが第一印象だという。「独立リーグからはいあがった人間として、育成でもここまではい上がれるというのはプラスになった。あいつに受けてもらった3年間はいい時間だった」と感慨にふけった。 今季移籍後では最多の40試合に登板。それでも「物足りない」と振り返った。「日本一を逃した時(日本シリーズで)ベンチに入れなかった悔しさを来年リベンジしたい。200ホールドは実現できる数字になっている」と残り27と迫った節目の記録を目標に、来季の巻き返しを誓った。 又吉といえば「マンバン」(男のお団子)と呼ばれるヘアスタイル。サイドと後ろはツーブロックに刈り上げて、伸ばしたトップは後ろに束ねている。「ギータさんに伸ばせといわれて、これで優勝したので。(小久保)監督に言われれば切りますが」と験担ぎの意味でも維持したいところだ。 先月の大相撲九州場所開催期間には福岡市内の佐渡ケ嶽部屋の宿舎を訪れ、元関脇琴ノ若の佐渡ケ嶽親方と会食した。「親方に『切る時は切ってあげる』と言ってもらった。日本一になったらお願いしますと言いました」と来オフにキャリア初の日本一を味わった末に、断髪式を行うと明かした。
報知新聞社