<テレ東・田中瞳アナ>「こんなこと書いていいんでしたっけ?」初フォト&エッセーで新たな自分を発見 「モヤさま」アシスタント就任から5年半 さまぁ~ずとの関係に変化も(インタビュー前編)
テレビ東京系の人気バラエティー番組「モヤモヤさまぁ~ず2(モヤさま)」(土曜午前11時半)の4代目アシスタントや、経済ニュース番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」(月~木曜午後10時、金曜午後11時)のフィールドキャスターなど、バラエティーから報道まで幅広く活躍する同局の田中瞳アナウンサー。11月20日に、自身初となるフォト&エッセー「瞳のまにまに」(講談社)を発売した。入社6年目を迎え、ますます躍進を続ける田中アナに、フォト&エッセーに込めた思いや、お笑いコンビ「さまぁ~ず」との関係について聞いた。(前後編の前編) 【写真特集】透明感抜群! 田中瞳アナ、フォト&エッセーの未公開カットをチラ見せ さまぁ~ずとの3ショットも
◇「私はこういう人です」が詰まった本に
田中アナは、1996年9月16日生まれ、東京都出身の28歳。2019年に同局に入社。「苦手なことにあえて挑戦したいタイプ」だという好奇心旺盛な性格で、フォト&エッセーのオファーを受けた際は「それほど悩まずに『やりたいな』と思った」という。
「普段、文章を書くこともほとんどないですし、自分のことを語るのはあまり得意ではないのですが、本を出させていただくのは最初で最後の機会かもしれないので、思い切ってやってみようと思いました」
アナウンサーとして働く中で、自分の知らないところで“イメージとしての田中瞳”が増殖していくことに違和感を覚えるようになったという田中アナ。「2、3年ぐらい前からなんとなく『自分がいっぱいいるぞ』と感じ始めて、この勢いを止めたいと思ったんです」と明かす。
「このフォト&エッセーに書いてあることだけは真実ですし、『私はこういう人です』が詰まった本になっています。『こんなこと書いていいんでしたっけ?』と自問自答するくらい、思いのままに書いています」
執筆には3カ月ほど費やしたといい、自分と向き合い文章をつづる中で、新たな自分を発見することもあったという。
「書きながら、いろんな感情が湧き出てきて、私っていろんなことを深く考えすぎている人なんだろうなと気付きました。でも、それが苦じゃないというか、自分がそうしたいからやっているんですよね。一人でいろんなことを深く考えて、それを楽しんで生きているんだなと思いました」