吉沢亮の“自信を保つコツ”「死ぬほど準備する。本番になったら忘れます」
やりたいことを我慢しないのが、心地よく過ごすコツ
思い返せば2023年、吉沢は「仕事はもちろん、プライベートも大事にしたい」と話していた。彼にとっての節目が重なった2024年、ファンクラブの開設や写真集の発売など、個人活動にも精力的だ。 「昨年に引き続き今年も、ありがたいことにたくさんお仕事をさせてもらっています」と20代を思い返す吉沢は「自分のやりたいこととか、夢も大事にしたい」と考えるようになったという。 「もっと自分の夢にもフォーカスを当てられれば、より人生を充実させられるんじゃないかな、と思うようになったんです。仕事も、夢を追うことも、同じくらい楽しむ。そうすればもっと『頑張ろう』って気力がわいてくるはずだから」 そんな吉沢に、人生を心地よく過ごすコツは? と水を向けてみると「やりたいことを我慢しないこと」と返ってくる。 「たとえば食事制限中に『ジャンクフード食べたいな』と思ったら、変に我慢しない。そういうときは、食べても良いときだと思うんです。ストレスがない範囲で、健康体でいること。とくにこの時代はストレスが溜まりやすいと思うので、やりたいことを我慢しないマインドが、より大事になってくるんじゃないかな」 心身ともに綺麗であることが、幸せに繋がる気がします、と訥々と語る彼の表情は穏やかだ。今後も『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(2024公開予定)や『国宝』(2025年公開予定)など公開作が控えている。強く完璧な姿で表舞台に立つ吉沢のなかには、自信のない自分さえ丸ごと受け入れている、等身大の彼がいる。 取材・文/北村有 『キングダム 大将軍の帰還』は7月12日公開