病院から麻酔用の鎮静剤1本無くなる 窃盗の可能性もあるとして警察に被害届 奈良・大和高田市
奈良県の大和高田市立病院で、麻酔に使われる鎮静剤が無くなっていたことがわかりました。病院は窃盗の可能性もあるとして警察に被害届を出しています。 紛失したのは、麻酔に使われる鎮静剤「プロポフォール」の瓶1本(20ミリリットル)です。 病院によりますと22日午後5時ごろ、手術室にある薬品保管庫の在庫を看護師が確認したところ、1本足りないことに気づいたということです。 病院内を探しても見つからず、窃盗被害の可能性もあるとして病院は23日、警察に被害届を出しました。 看護師が確認した際、手術室と保管庫は施錠されていて、手術室前にある事務所からも不審な人物の出入りは確認されなかったということです。 病院は取材に、職員の発注ミスなども考えられるとした上で「詳細な事実調査結果を確認し、再発防止策等に向けた態勢の強化を図る」としています。
ABCテレビ