MISIAがパリ五輪に向けた日本テレビ系2024アスリート応援ソングを担当 パワフルな歌声で選手を後押し
歌手、MISIAが26日開幕のパリ五輪に向けた日本テレビ系2024アスリート応援ソング「フルール・ドゥ・ラ・パシオン」を歌うことが4日、分かった。フランス語で「情熱の花たち」の意味で、自ら作詞した新曲。五輪関係の楽曲を担当するのは、2002年のNHK米ソルトレークシティー冬季五輪放送テーマ曲「果てなく続くストーリー」以来22年ぶり。夏季大会は初となる。 MISIAのパワフルな歌声が、日テレのパリ五輪中継を熱くする。 新曲タイトルは「フルール・ドゥ・ラ・パシオン」。祭典開幕の期待感を彷彿させるイントロから始まり、五輪の壮大さ、荘厳さを連想させる曲調の応援ソングだ。 5日午後7時から生中継するバスケットボール男子日本代表の国際強化試合・韓国戦内で解禁。6日生放送の音楽特番「THE MUSIC DAY2024」(後3・0)で歌唱ステージを初披露する。 日テレの五輪中継に関する楽曲は、04年アテネ五輪から16年リオデジャネイロ五輪まで嵐が担当。前回の21年東京五輪は民放5局の共同応援ソングとして、サザンオールスターズ・桑田佳祐(68)の「SMILE~晴れ渡る空のように~」を採用していた。 今大会は56年ぶりのメダル獲得を狙うサッカー男子日本代表の1次リーグ・イスラエル戦(31日、前3・35)、日本勢の金メダル獲得が期待される卓球女子団体決勝(8月10日、後10・0)などを中継予定(いずれも日本時間)。MISIAは夏季五輪の楽曲を初めて担当し、アスリートの活躍を後押しする。 開幕まで3週間となり、「多くの情熱が思いきり放たれるのがオリンピック。平和への祈りと、選手の皆さんの競技への情熱を思うがままに放ってほしいと願いを込めて制作しました」と告白。夏季大会では2大会8年ぶりの有観客開催となり、「選手の皆さんには、思い切り祝福と喝采を浴びてほしい。素晴らしい情熱の花たちに、祝福と喝采を送りましょう!」と呼び掛けている。 ★壮大で荘厳な世界観を持ち合わせた心の応援ソング
日テレスポーツ局の山下剛司プロデューサーは楽曲について「選手や関係者の方々に向け、MISIAさんならではの壮大で荘厳な世界観を持ち合わせた心の応援ソングになっている」と太鼓判。「放送を通して、アスリートやスポーツが持つ他にはない尊さ、魅力をMISIAさんの楽曲とともに発信して参ります」と力を込めた。