小池百合子都知事 23区で初の街頭演説に聴衆約1200人 「都政をもっとよく」
東京都知事選(7月7日投開票)に立候補している現職の小池百合子知事(71)が29日、JR北千住駅西口で街頭演説を行った。 【写真】都知事選で23区初の街頭演説を行、支援者と交流する小池百合子知事 八丈島、多摩地域を経て、23区内での演説は今回が初めて。集まった約1200人の聴衆を前に「3期目もどうぞ、皆さまのご支援を経て、都政をもっとよくしていきたい。東京を世界で1番の都市として確立したい」と語った。 夕日が差し込むビル街を背に小池氏が登壇すると、拍手や歓声が起こった。手を振って声援に応えると、「2期8年の間、都政をお預かりして最初の1期目に行財政改革を進めました。2期目はコロナのまっただ中で、1人でも多くの人の命を守ることを徹底した」などと、自身の実績をアピール。さらに「経済は守るだけではありません。攻めていきます。そして災害対策では、水害にも地震にも強い東京を。首都防衛を掲げ、皆さまの命を守っていきたい」と力強く語った。 演説中は支持者の応援もありながら、反対派の野次も飛んだ。それでも小池氏は演説を終えると、聴衆とグータッチをして交流。笑顔を見せた。