【世界のモテ車】新型ジープ・ラングラーに即行で乗ってみた結果……
ジープブランドの神通力はロールス・ロイスやフェラーリも超えていく!?
ジープ・ラングラーのMC(マイナーチェンジ)モデルがついに上陸。モデル構成は「アンリミテッド・スポーツ」、「アンリミテッド・サハラ」、「アンリミテッド・ルビコン」の3グレード。消費税を含む車両価格は799万円、839万円、889万円の順。昨今の為替レートを考慮すればMC前より割安感のある価格設定です。 この記事の他の画像を見る
導入記念として最上級モデルのルビコンに特別カラーの「アンリミテッド・ルビコン・ハイ・ベロ・シティ」を10台、サハラにメモリアルなデカールでドレスアップされた「アンリミテッド・サハラ・ローンチエディション」を300台設定。この2モデルは抽選販売で締め切りは2024年5月17日。ラングラーフリークの方はお見逃しなく!
さて、今回のテーマはMCを受けたこの新型ラングラーの試乗記となります。ただし、全モデルには乗れずルビコンのみ。最量販モデルはサハラでしょうが、この点はご容赦ください。
新型ラングラーの3グレードの違いは何か? わかりやすい装備差だと、スポーツがファブリックシートで手動調整式、サハラは合成皮革の表皮で電動調整式、ルビコンも電動ですがシート表皮がナッパレザーという具合。全モデルともパワートレインは2L直4ターボ∔8速ATを搭載します。
象徴的な7スロットグリルは縦横比が変更されワイド感が出た印象ですが、まあMC前モデルと並ばなければ一般の方にその差はわからないレベル。しかし、ひとたび乗り込めば第5世代インフォテインメントシステムを象徴する12.3インチタッチスクリーンがモダンな空間へと格上げ。ちなみにカーナビの中身は日本のアイシン製なので精度や使いやすさは段違い。
今回から追加された安全装備はロールケージに内蔵されたサイドカーテンエアバッグです。無論、カバーを外してフルオープンにしても問題なく機能。JL型ラングラーのデビューは2018年ですから、やはりアップデートされた装備は現代的です。