『イッテQ』復帰→13人組グループに電撃加入…手越祐也(36)、4年前の“衝撃発言”からみえる「独自のアイドル論」
過去はA.B.C-ZやSnow Manのメンバー増員も
デビューを視野に入れてメンバーが増員されたケースは過去にもあり、橋本良亮さんが入って4人から5人になったA.B.C-Z(デビュー前はA.B.C.名義の4人組。橋本さんの加入で5人になり、現在は河合郁人さんが脱退して4人)や、向井康二さん、目黒蓮さん、ラウールさんが加入して6人から9人になったSnow Manもステップファミリー型に分類できます。 ただ、新加入したメンバーたちは元から同事務所の仲間だったので、その点は手越さんやtimeleszとは大きく異なります。 とはいえこの時代、オリジナルメンバーのみが“正しい家族”で、それ以外は認めないという風潮は変容していくのではないでしょうか。
手越が「ここ10年くらい常に気にかけていること」
手越さんは、XY加入への道をつまびらかにするドキュメンタリー『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X SEASON2/エピソード1』の中で「(人数が)多いし、今から入れなくない? もうできあがった空気感とかファンの方との空気感とか、周りのスタッフの方もそうだし、メンバーもそうだし、そこに入るって受け入れられなくない? 俺のことをと、思いました。でも、自分のかねてからの夢を叶えるチャンスかもしれない。そう思って前向きに考えることにした」と語っています。 手越さんのかねてからの夢とは、「芸能界やアーティストやこの世界に夢をたくさん描いて、いろんなところに羽ばたきたいと思っている年齢も歴も後輩の人たちを、何か自分の経験でサポートすることができて、何か教えられることがあるなら、何か力になりたい」ということで、「もうずっとここ10年くらい、下の世代のことっていうのは常に気に掛けていることの大きいひとつで、それもこのXYというプロジェクトで叶う」と判断し、加入を決断するに至ったとのことです。 この、「下の世代をサポートしたい」という思いは、ジャニーズ事務所在籍時代から手越さんが抱いていたもので、『AVALANCHE』には、当時ジャニーズ事務所でジュニアを指導していた滝沢秀明さんの元へ「ジャニーズJr.の育成やプロデュースもやらせてほしい」と掛け合いに行ったエピソードが記されています。