【ジャパンC】A・オブライエン師来日決定、オーギュストロダンの追い切り陣頭指揮
24日のジャパンC(G1、芝2400メートル=東京)に出走する3頭の外国馬が18日、東京競馬場でゲート試験を受け全頭が合格した。 アイルランドのオーギュストロダン(牡4、A・オブライエン)はディープインパクト産駒の最終世代で、英愛ダービーなどG1を6勝している今回の目玉。ダートコースに置かれたゲートにすんなり入り、扉が開くとダッシュを利かせて1コーナーまで駆けた。パトリック・キーティング助手は「ゲートは問題なく、お利口さんで大変満足している」と笑顔を見せた。 エイダン・オブライエン調教師は過去に6頭、ジャパンCに送り出した。04年パワーズコート10着、10年ジョシュアツリー10着、17年アイダホ5着、18年カプリ11着、21年ジャパン8着、ブルーム11着。これまで本人は来日しなかったが、今回は来る! キーティング助手は「水曜は調教師が朝からいる。ターフで追い切る」と師の陣頭指揮を明言した。来年からアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入りが決まっており、ラストランに懸ける名伯楽の期待が伝わる。