【陸上】西裕大が男子300mで日本歴代7位の32秒52 ユニバ200m銀メダリストが好タイムで快勝/出雲陸上
◇吉岡隆徳記念出雲陸上(4月13日、14日/島根・浜山公園陸上競技場)2日目 男子300mは西裕大(MINT TOKYO)が日本歴代7位の32秒52で制した。 男子300mの日本歴代10傑をチェック! 200m通過時点では川端魁人(中京大クラブ)に次ぐ2番手だった西。だが「300mでは後半型」という終盤で逆転に成功した。「1位を取ることができて良かったです」。 この春、早大を卒業。約1年前までは、競技は大学限りとし、一般企業の内定を得ていたが、最終学年で自己記録を20秒43まで短縮し、夏のワールドユニバーシティゲームズでは銀メダルを獲得した。関東インカレや日本インカレを制するなど活躍し、競技続行を決意。MINT TOKYOに所属している。 今季は2月下旬にニュージーランドで追い風参考ながら20秒55(+3.5)で走っている。300mでは3月下旬に32秒98の自己ベストをマークしたが、さらに更新した。それでも「タイムは満足できるものではないです。この反省を生かしていきたい」と話す。 今大会は世界リレー(5月3日、4日/バハマ)の代表選考会。「世界リレー代表に選ばれたら、オリンピック出場を決めたい」と意気込む。もちろん、その先も見据える。「個人でも200mで五輪の代表権を取りたい」と語った。
月陸編集部