楳図かずおさんの大ファン中川翔子「喪失感でいっぱいです」と追悼…芸名は「漂流教室」の主人公が由来
「漂流教室」「まことちゃん」などで知られる漫画家の楳図かずお(うめず・かずお、本名・楳図一雄)さんが10月28日に死去した。88歳だった。楳図さんの大ファンで知られるタレントの中川翔子が5日に自身のX(旧ツイッター)を更新し、追悼のコメントを寄せた。 【写真】最後に楳図かずおさんと会った時の2ショット 中川の「翔子」という芸名は「漂流教室」の主人公・高松翔にあやかって付けたほどの大ファン。中川は「翔子という名前の文字も、大好きな漂流教室の翔ちゃんからいただきました。わたしの人生は楳図かずお先生のおかげで今があります」と感謝。「素晴らしい作品と人柄に、心から感謝しています。喪失感でいっぱいです」と心境を記した。 「大好きな大尊敬する本当の神様楳図かずお先生。もうお会いできないなんて信じられないです」とショック。2022年1月に都内で行われた展覧会「楳図かずお大美術展」のオープニングセレモニーで共演したのが最後となり「2年前のこの時がお会いできた最後になってしまいました。とても純粋で優しくてあたたかくて、あまりにも大きな存在です」と悲しみに暮れた。 自身もイラストが得意で「楳図かずお先生の美しくて怖い漫画があったから、絵を描く事が大好きになりました」「楳図かずお先生があの日またね!と声をかけてくださったから、私はあの時仕事をやめなかった」と、楳図さんに救われた経験を明かす。そして「純粋な少年のような心と、緻密で唯一無二の絵とイマジネーション。楳図かずお先生の紡ぎ出す世界に救われた人が世界中に居ます」と尊敬。「またお会いすることがいつも私の夢でした。素晴らしい作品たちは永遠に、これからもたくさんの人たちに届き続けます。楳図かずお先生、永遠に大好きです」とメッセージを寄せた。 【全文投稿】 大好きな大尊敬する本当の神様 楳図かずお先生 もうお会いできないなんて信じられないです 2年前のこの時がお会いできた最後になってしまいました とても純粋で優しくてあたたかくて あまりにも大きな存在です 楳図かずお先生の美しくて怖い漫画があったから 絵を描く事が大好きになりました 楳図かずお先生があの日 またね!と声をかけてくださったから 私はあの時仕事をやめなかった 翔子という名前の文字も 大好きな漂流教室の翔ちゃんからいただきました わたしの人生は楳図かずお先生のおかげで今があります 純粋な少年のような心と 緻密で唯一無二の絵とイマジネーション 楳図かずお先生の紡ぎ出す世界に救われた人が世界中に居ます 素晴らしい作品と人柄に、心から感謝しています 喪失感でいっぱいです またお会いすることがいつも私の夢でした 素晴らしい作品たちは永遠に これからもたくさんの人たちに届き続けます 楳図かずお先生、永遠に大好きです 中川翔子
報知新聞社