【バスケ】開幕2連敗の信州ブレイブウォリアーズ 大黒柱マーシャル不在で見えた課題 石川海斗「どれだけ危機感を持ってフォーカスできるか」
石川海斗の福井戦後のコメント
ー福井戦の総括 昨日(5日の第1戦)B2の開幕というところで、福井さんのアウェイゲームの中で、勝てなくて自分たちがどれだけ2試合目でバウンスバックできるかっていうところでした。やっぱり福井さんのインテンシティの部分に自分たちが負けてしまったなとは思っていますし、誰かがいないからとかじゃなくて、そこは全員でカバーしなきゃいけない部分があると思います。こういう状況でも自分たちのバスケットができるような状況にしなきゃいけないし、そこに頼ってるっていう部分もいけないと思うので、下を向いている暇もない。来週またゲームがあるので、この1週間でどれだけまた自分たちが1日1日成長してやっていけるかというところと、今週出た反省点にフォーカスして危機感を持ってやっていけるかというところなのかなと思います。 ーマーシャルがいない中でプレータイムが伸びた渡邉飛勇と狩野富成にどのような声をかけ続けていたか ヒュー(渡邉)にしても、トヨ(狩野)にしても、若くて才能がある選手。正直ヒューに関しては、代表ですごい活躍をして、ただ琉球(ゴールデンキングス)ではあまりプレータイムがなくて、プレシーズンでも約20分ぐらいのプレータイムの中でやってた部分が、ウェインがいなくなってすごくプレータイムが伸びて疲労度が急に上がってきたときに、遂行力など落ちてしまう部分もあった。ただそこはしょうがないと思っている。そこに対して別に怒るわけではなくて、やっぱりチームのバスケットをやる上で、僕はガードとセンターってすごく大事だと思っていて、ウェインがめちゃくちゃ30点も40点も取る選手かって言われたらそういうわけではない。ただ、ディフェンスにしても、オフェンスにしても、やっぱりいつもコーチが言うように正しい位置にいて、正しい声掛けをして、正しいタイミングで言ってっていうところが、うちのバスケットではすごく重要なところ。そこを彼ら2人は今学んでいる段階。 でも、そうは言っても試合なので、やっぱり勝たなきゃいけないし、タイミングのところだったりスクリーンのかけ方だったり、ディフェンスの声のかけ方。ディフェンスのミスは多くて、多分本人たちは声を出している。けど、それを相手に伝わってなかったら、ただ自分が出してるだけあって、この大きい音響の中で相手に伝えなきゃいけない。それがまだ足りてなかった部分もあった。ただ、「それをできなかったから、もう駄目だよ」というわけではなくて、それが今週初めて出た課題。プレシーズンずっとウェインがいる中でやってきて、初めてウェインがいない中でやったゲームの中で出た課題をどれだけ危機感を持って、彼らだけじゃなくて自分たちがどれだけそこにフォーカスしてやっていけるか。 正直、60試合の中でウェインがいない時間帯が起きるかもしれない。そのときのために、もっと学んでやっていく、全員がやっていく必要があると思うので、別に怒ったとかそういうわけではなくて、今まだ学んでいる段階。そこをやっぱり強い口調でも言わなきゃいけないときもあるし、でもベンチでは、ここはこうだからこうだよって伝えることは、多くするようにしたのかなと思います。
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