【中日】14年ぶりの快挙 6連勝ストップも立浪監督「いいプレーたくさん」
◆JERAセ・リーグ 中日1―2阪神(14日・バンテリンD) 中日の連勝が6で止まった(1分け挟む)。だが、立浪監督は「ずっと勝てるわけじゃない」と冷静に受け止め、むしろその表情には手応えが感じられた。 「ボールの威力、質が良かった」。そう言って目を細めたのは、梅津の好投に対してだ。右肘手術を経験していることから中9日で起用したが、8回まで投げた。その内容も、4安打2失点で、プロ初の2ケタ奪三振となる13K。今季初勝利はならなかったが、指揮官は「勝ちがつけば良かったけど、次回につなげてくれればいい」と、さらなる良化を期待した。 守備でも、二塁手・田中、遊撃手・山本が好プレーを連発。立浪監督は「いいプレーもたくさんありましたしね」と、敗戦の中にも収穫を感じた。 連勝は止まったが、この日も2失点にとどめ、10試合連続2失点以下。これは、中日では10年9月の12試合連続以来、14年ぶり4度目の快挙。今の中日は投手陣を中心にしたディフェンスが堅い。
報知新聞社