「間人ガニ」ブランド守る研修会 産地偽装事件を受け再発防止策の徹底呼びかけ 京都
京都のブランドガニ「間人ガニ」の漁が解禁されるのを前に、ブランド価値を守るための漁業関係者らによる研修会が開かれました。 間人ガニをめぐっては今年、産地偽装事件が起きていて、事件後初めての漁解禁となります。 研修会は11月の漁解禁を前に開かれたもので、漁業関係者などが参加しました。 京都のブランドガニ「間人ガニ」をめぐっては、兵庫県産のカニを「間人ガニ」と偽って販売したとされる事件が4月に発覚。 事件を受け、京都府漁業協同組合や府などでつくる対策協議会が再発防止策を検討し、漁船ごとの通し番号が入ったタグを新たに導入することなどがまとまりました。 協議会が開いた23日の研修会では、再発防止策の徹底が呼びかけられたほか、漁業経営などが専門の大学の准教授が講義を行い、ブランドを守っていくことの重要性などを強調していました。 研修会に参加した間人ガニの漁師の1人は「私らの今からの努力を見ていただいて、間違いないと、相変わらずおいしい間人ガニだと言ってもらえるように頑張りたい」と話しました。
ABCテレビ