ポルシェのフル電動レーシングカーが東京E-Prixに参戦準備…フォーミュラE
東京のウォーターフロントで開催されるフル電動フォーミュラカーのレース「フォーミュラE」に、ポルシェの「99Xエレクトリック」が4台参戦する。3月30日開催の東京E-Prixは、市街地コースで争われ、テクニカルな戦いとなるとポルシェは予想する。 【画像全13枚】 タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチームからは、パスカル・ウェーレインとアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが2台の99Xエレクトリックを駆る。また、ポルシェのカスタマーチーム、アンドレッティ・フォーミュラEチームからは、ジェイク・デニスとノーマン・ナトーが参戦する。 ウェーレインは、サンパウロE-Prixでの4位入賞により、ドライバーズ選手権で2位に位置しており、トップのニック・キャシディ(ジャガーTCSレーシング)とわずか4ポイント差である。チームランキングでは、タグ・ホイヤー・ポルシェは2位でジャガーを追う。いっぽうアンドレッティは5位につけている。 東京E-Prixに向けてウェーレインは「長い休みの後、サンパウロは我々にとってシーズンに向けて前向きなスタートとなった。ポールポジションと重要なポイント獲得によりモチベーションが高まっている」とコメント。ダ・コスタも「サンパウロでのレースでは上位勢と遜色ないペースが確認できた。東京での新しい挑戦に期待している」と意気込む。 日本における初めての本格的市街地サーキットは、東京のウォーターフロントに反時計回りでレイアウトされ、全長は2.582km。20のターンを持つこのトラックは、東京ゲートブリッジを背景に東京ビッグサイトを取り囲み、90度コーナーといくつかの長いストレートを備えた、フォーミュラEの典型的な市街地コースといえる。シーズン第5戦となる東京E-Prixの予選は3月30日午前10時20分から、決勝レースは午後3時3分にスタートだ。
レスポンス レスポンス編集部