日本版バロンドールは誰? 23/24、日本人活躍度ランキング5位。常に活躍! アジア杯の途中離脱は悔やまれる
2024年のバロンドール受賞者が、28日に発表される。1956年に創設されたこの賞は、サッカー界で最も権威のある個人タイトルとされ、毎年大きな注目を集めている。では、もし日本人選手限定で2023/24シーズンのベストプレーヤーを選ぶとしたら、誰がその栄誉に輝くのか。今回、フットボールチャンネルではクラブとサッカー日本代表での成績をもとに独自のランキングを作成した。トップ10を順位ごとに紹介する。※スタッツは『transfermarkt』を参照。
5位:伊東純也 生年月日:1993年3月9日(31歳) 所属クラブ:スタッド・ランス(フランス) 23/24リーグ戦成績:31試合3得点7アシスト フランスのスタッド・ランスでプレーする伊東純也は、2023/24シーズンのリーグアンで31試合に出場し、3得点7アシストを記録した。 伊東は2022年夏にスタッド・ランスに加入して以来、不動のレギュラーとして活躍を続けている。2022/23シーズンと比較すると得点は6から3に減少したが、アシスト数は5から7に増加。データサイト『Sofascore』によると、2023/24シーズンのビッグチャンス創出数はリーグトップの19を記録し、常に相手にとって脅威となる存在であったことが分かる。 2024年1月に開幕したAFCアジアカップ2023では、大会期間中に一部メディアが性加害の疑惑を報じたことにより、途中離脱を余儀なくされたが、クラブに戻ってすぐに活躍。アジアカップ期間中の3試合を除いて、リーグ戦31試合全てに先発出場した。能力の高さに加えて、周囲の雑音にも惑わされない強い精神力を示したシーズンと言えそうだ。 その精神的な強さについては、当時チームを指揮していたウィル・スティル監督も称賛している。伊東が決勝点を挙げて勝利したリーグアン第26節メス戦後に、「彼は精神的に強く、自分に忠実だった。自分を疑わず、落ち込んだりしなかった。彼は現在、最高の日本人選手のひとりだ」とコメントしていた。
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