氷見の男性からキャッシュカード窃盗疑い 再逮捕の男2人「闇バイトに応募」と供述
警察官などを装い氷見市の80代の男性からキャッシュカードを盗み、現金を引き出したとして、警察は男2人を再逮捕しました。 2人は「SNSで闇バイトに応募した」と供述しているということです。 窃盗の疑いで再逮捕されたのは、住所不定・自称、建設作業員の荒英人容疑者(28)と、愛媛県のアルバイト店員中川裕之容疑者(36)です。 警察によりますと、2人は去年9月、警察官やガソリンスタンドの店員を装い氷見市の80代の男性に電話で「あなたのキャッシュカードで給油しようとしている人がいる」「金融庁の職員が自宅に行く」などとうそを告げ、男性からキャッシュカード2枚を盗んだ疑いが持たれています。 その後、2人はATMで男性のキャッシュカードを使い、現金219万円を引き出したということです。 男らは、富山県内で同様の手口で犯行を繰り返していた疑いで、去年10月や11月にも逮捕されています。 警察は、2人の認否を明らかにしていませんが、2人はともに「SNS上で闇バイトに応募した」と供述しているということです。 警察は、荒容疑者が「受け子」と「出し子」。 中川容疑者が「運転手」の役を担い、ほかに指示役がいたとみて捜査しています。