ギャンブル漬けの“売れないグラドル”→運動経験ナシでいきなり競輪選手に転身…日野未来(31)の“勝負師”人生「あぶく銭は全部使ってました(笑)」
「私は体格がいいし。選手になったら面白いかも」
ーー競輪との出会いもグラビア時代だったそうですね。 日野 そうです。グラドルが競輪を予想する番組に呼ばれて、初めて競輪を見て「何これ楽しい」って。その時は男子の競輪だったんですけど、賭けるのが楽しかったんです。競輪場にその日から通い詰めて。仕事が終わっても競輪に行って。周りはおじさんばっかりなので浮いていたんですけど(笑)。競輪が好きだった木三原さくらちゃんという子と仕事が終わったらミッドナイト競輪を賭けたり、旅打ち(ギャンブル目的の旅行)をしていました。 ガールズケイリンを初めて見たのも競輪の予想番組で呼ばれた時でした。そのレースは奥井迪さんが先行(ラインの先頭を走る走行戦法)をしていたんですが、一本棒(選手が棒のように連なること)でレースが終わって、そのまま奥井さんが1位でゴールをしたんです。私は穴党で他の子に賭けていたのに、全く動かないまま終わったので「何してんの? こっちはお金賭けてるんだよ」と思って。当時賭けていた時はそう思っていたけど、実際に選手になってから奥井さんに対抗して先行したり自力で仕掛けていくことの難しさを知りました。 その時は同時に「女の子の競輪ってこんな感じなんだ。私は体格がいいし、選手になったら面白いかも。奥井さんの隣で先行してやろう」と思っちゃって。今までギャンブルをやる中で競馬、競艇を見たんですが、自分が乗りたいとは思わなかったんですけど、競輪だけは自分で乗ってみたいとなったんです。なのでとりあえず乗ってみようと。 ーーすごい思い切りですよね。まさにギャンブラー。競輪への転向は周りには相談しなかったんですか。 日野 相談しなかったです。競輪選手にどうすればなれるかわからなかったので、まず競輪場に電話して「どうやってなるんですか?」と聞きました。その後、奈良競輪場に電話して、選手を目指す練習生になりたいですと伝えました。気持ちは決まったので、その時点で事務所には「辞めたいです」と伝えました。 ーー競輪場は全国にあります。地元である福岡にもありますが、なぜ奈良だったんですか? 日野 仕事で奈良競輪に呼ばれた際に、奈良のバンクは走るのがすごく難しいと教わったんです。そんな難しいバンクで練習したら、選手として強くなれるんじゃないかなと思って。 あと当時はギャンブルだけでなくお酒も好きだったんです。なので東京だと飲み歩いちゃう(笑)。だったら縁もゆかりもない奈良で、一から一人暮らしする方が集中できるんじゃないかなと思って選びました。 西麻布で飲み歩く“港区女子”が「丸刈りのモンチッチ」に…グラドルから競輪選手に転身した日野未来(31)が経験した“想像を絶する”トレーニング へ続く
徳重 龍徳
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