麻生久美子、『おむすび』出演の喜びを明かす 「私もギャルをやっておけばよかったな」
NHK連続テレビ小説『おむすび』より、麻生久美子のインタビューコメントが公開された。 【写真】18歳の聖を演じた50歳の北村有起哉 本作は、平成・令和を舞台にしたオリジナル作品。“ギャル”だった主人公が栄養士となり、現代の抱える問題を解決していく。脚本は『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系)、『正直不動産』(NHK総合)などの根本ノンジが手がけている。 麻生が演じているのは、結(橋本環奈)の母・愛子。結の祖母・佳代(宮崎美子)と家事をしながら、結の父・聖人(北村有起哉)の営む農業を支えている。 麻生は本作が朝ドラ初出演。「いつかは朝ドラに出演できたらという思いがあった」と出演が決まったときの喜びを明かす。 「でも、いまだに信じられない気持ちもあって(笑)。撮影が始まってもなかなか実感できずにいたのですが、放送が始まるとお友達からたくさん連絡をもらったり、感想を伝えてくれる人もいたりで、段々と現実なんだなと思えるようになってきました。若い頃はヒロインができたらいいなと思っていた頃もたぶんあったんですけど、いつの間にか年齢を重ねて、初めて朝ドラに出演させていただくのがヒロインの母親役ということで。この年齢まで仕事を続けられてきたこととか、いろんな思いが頭を巡りました。それに、母親からも珍しく『おめでとう』って連絡が来て、やっぱり朝ドラの影響力ってすごいんだなって思ってます」 演じる愛子については、「すごく魅力的な女性だと思います。愛子さんはすごく理解があるというか、どっしり構えていて、どこか達観しているようなお母さん。元ヤンキーで、若い頃にはいろいろ苦労もあった人だからこそ、子どもたちへの接し方には自分なりの思いがあると思っています。子どもたちが心配じゃないわけではなくて、すごく信じる力の強い人だと思います」とコメント。 第2週、第3週では、ハギャレンメンバーと愛子が絡むシーンも。彼女たちとのシーンを経て、「私もギャルをやっておけばよかったな」と意外な思いを明かす。 「実はそんなにハギャレンメンバーの子たちとは一緒に撮影してるシーンは多くないんです。でも、みんなが現場にいるときはとても賑やかで華やかで、一気にエネルギー溢れる現場になりますね。ハギャレンの子たちはギャルマインドがあって良い子たちで可愛いです。私が若い頃はギャル全盛期の時代だったので、私もギャルをやっておけばよかったなと今になって思います」 最後に視聴者へ向けて次のようにメッセージを送った。 「みなさんには、もう本当にお好きなように見ていただきたいです。でも、見るとすごく元気になってもらえると思うんです。心に栄養を届けられる、おばあちゃんのおむすびのような作品なので、楽しんでいただけたらうれしいです。家族のシーンもすごくいい雰囲気で、おじいちゃんも面白いし、おばあちゃんのツッコミも最高です。私も、元ヤンらしいシーンが出てきますので、是非楽しみにしてほしいです」
リアルサウンド編集部