通知書の送付失念・不正アクセスし税の納期限変更…不適切処理245件繰り返した町職員を停職処分
福岡県芦屋町は1日、不適切な税務処理を245件繰り返したとして、20歳代男性主事を同日付で停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。
町によると、男性主事は2020年4月から今年3月まで税務課に勤務。国民健康保険税の更正通知書の送付を失念するなど不適切な処理を重ね、産業観光課に異動した4月にはシステムに不正アクセスして税の納期限を変更したという。
これらの影響で、本来収められるべきだった税が約94万円、還付すべきだった税は約38万円だった。町は当時の上司だった税務課長と係長も文書訓告とした。