「応援を力に」 ひ孫13人の90歳女性、ねんりんピック水泳出場
京都府綾部市西新町の木下恵子(えいこ)さん(90)が、19日開幕する全国健康福祉祭とっとり大会(ねんりんピックはばたけ鳥取2024)の水泳に出場する。今大会の府選手128人の中で最高齢。「ひ孫は13人。家族の応援をたくさんもらっている。楽しく泳ぎたい」と話している。 11日に綾部市の激励会があった。山崎善也市長に対し、同市出場選手を代表して木下さんが「日ごろの訓練の成果を十分に発揮し、多くの方々の応援を力に変え、年齢を恐れず楽しく頑張りたい」と決意表明をした。 1934(昭和9)年生まれの木下さんは、2年前に続き2回目のねんりんピック出場。背泳ぎ、平泳ぎ各25メートルに加え、リレーでは自由形で泳ぐ予定だ。 同市の他の出場選手はテニスの塩尻秀和さん(64)、剣道の柴田仁実さん(69)。美術展には大槻重義さん(83)が洋画を出品する。山崎市長は「スポーツ、文化を愛する参加者同士の交流を広げる機会にもしてほしい」と激励した。【庭田学】