参加者がさまざまなおもちゃの遊び方を体験した「グッド・トイ2024フォローアップ講座」

　楽しく豊かな遊びが生まれるとして、おもちゃのスペシャリストによって選ばれる「グッド・トイ2024」について学ぶフォローアップ講座は23日、花巻市上町の花巻おもちゃ美術館で開かれ、参加者が実際に遊びながら今年度認定された37種類のお薦めポイントや楽しさなどを体感した。 　グッド・トイは▽安全性への配慮▽長く多世代に愛される▽遊びやコミュニケーションを尊重している―などを方針に専門的な選考委員が毎年選んでおり、同美術館でも導入している。 　講座では、東京おもちゃ美術館の橘高春生副館長が選ばれたおもちゃの遊び方や知育効果を紹介し、「素材や対象年齢、遊べる人数などに多様性がある」などと解説。花巻おもちゃ美術館の職員やボランティアスタッフ「おもちゃ学芸員」ら約30人が、カードゲームや積み木などを思い思いに手に取って体験した。