吉岡里帆、大胆黒ドレスで見せた涙…事務所移籍にグラビア封印「転機の1年」で称えられた“苦労人”の努力
12月16日、都内で「第49回報知映画賞」の表彰式がおこなわれ、映画『正体』(藤井道人監督)で助演女優賞を受賞した女優の吉岡里帆が出席。受賞の喜びを、涙とともに語ったことが話題になっている。 【写真あり】吉岡里帆、デコルテが露わ「大胆黒ドレス」姿 「吉岡さんは、胸元が大きく開いた黒のロングドレスを身につけて登場しました。今作は小説家・染井為人氏の長編小説を映画化、吉岡さんは主人公(横浜流星)の無実を信じる出版社の社員役を演じています。 吉岡さんは、スピーチでは『役者として、どんなふうに仕事と向き合っていくべきなんだろうと思っていたときに、一筋の光が見えるような体験を、現場で何度もした』『この子を選んでよかった、と思ってもらえるような人でいたいという情熱が、空回りしちゃう日もたくさんありました。助演女優賞という賞をいただけたのは自分にとって大きなできごと』と話しました。 最後は『日本映画が大好きです。これからも細やかに、真っすぐ誠実に、作品と向き合って、精進していきます』と、強く宣言していました」(芸能記者) この受賞を受けて、X上には《努力が報われてよかった》《京都出身の苦労人。吉岡里帆さんはすごい》《ここ最近の吉岡里帆、一皮剥けた印象が》など、祝福とともに、努力を讃える声が寄せられている。 前出の芸能記者はこう話す。 「現在、数多くのCMに出演し、女優として大活躍している吉岡さんですが、18歳からの約2年間は歯科助手、居酒屋、スーパー、ホテルの配膳などのアルバイトをかけもちしながら、京都から東京まで深夜バスに乗り、オーディションや演技講習に通い、女優の夢を追った苦労人で知られています。 2015年に放送されたNHK連続テレビ小説『あさが来た』で、波瑠さん演じるヒロインの親友、メガネの少女役で注目され、ブレイクしました。 2024年は、吉岡さんにとって激動の年だったのは間違いありません。デビュー時から所属していた事務所『A-Team』(エー・チーム)が4月1日にマネジメント業務を休業、戸田恵梨香さんや有村架純さんなど、人気女優が数多く所属する芸能事務所『フラーム』に移籍したからです」 吉岡といえば、かつて男性誌でグラビアを披露するなど、その“美ボディ”も注目されていた。 「ただ『フラーム』は女優中心のプロダクションで、所属タレントもスタッフも、少数精鋭体制が特徴です。吉岡さんも女優として本腰を入れたい、という思いが強く、事務所移籍の際には、まずそれがかなえられるかを考えて、決断したそうです。 前事務所時代の2023年1月には、デビュー10周年写真集『日日』をリリースし、そのなかで水着姿も披露していました。しかし、2024年に入ってからは、ファッション誌の撮影はあっても、男性誌などのグラビア撮影はまったくなくなりました。 2022年のドラマ『しずかちゃんとパパ』(NHK BS)では、手話の会話もこなすなど、演技にかける意気込みは人一倍強い彼女。あらためて、女優として“独り立ち”する決意もあったと思います。それだけに、冒頭のように思いが込み上げたのは当然でしょう」(芸能事務所関係者) 2025年はさらなる飛躍で、大きな笑顔が見たいものだ。