MF樋口雄太が2G1A! 鹿島は新潟に4発完勝で7試合ぶり白星
[10.5 J1第33節 新潟 0-4 鹿島 デンカS] J1リーグは5日、第33節を開催した。4位鹿島アントラーズは敵地で14位アルビレックス新潟と対戦し、4-0で勝利した。 【写真】Jリーグ歴代最強の助っ人…元浦和エメルソン氏の現在の姿に反響「うおお」「随分…」 中位浮上へ4試合ぶりの白星を目指す新潟と優勝争いに食い込むべく7試合ぶりの勝ち点3が欲しい鹿島の一戦。試合は立ち上がりからホームチームがボールを握るも、チャンスを多く作ったのはアウェーチームだった。 鹿島は前半12分、MF知念慶が敵陣ハーフウェーライン付近でボールを奪うと、数本のパスを繋いで左サイドへ展開。MF安西幸輝が持ち込んで右足でクロスを送ると、DF三竿健斗の折り返しでゴール前が混戦状態に。最後はFW鈴木優磨が押し込もうとしたところをDF千葉和彦が防ごうとしてオウンゴールとなった。 さらに鹿島は前半15分、左サイドから攻撃を仕掛けると、内側を駆け上がった安西がボールを受けてペナルティエリア内に侵入し、MF師岡柊生にパス。ゴール前に通したボールをMF樋口雄太が決めた。 2点リードの鹿島は前半アディショナルタイム2分、敵陣右サイドでフリーキックを得ると、MF名古新太郎がクロスを入れると見せかけて平行にパス。そのボールをMF柴崎岳がスルーすると、樋口がペナルティエリア手前から豪快に突き刺して点差を広げた。 試合は鹿島の3点リードで前半を折り返すと、後半もアウェーチームが主導権を握った。すると同8分、樋口が右サイドのスペースでボールを受けると、マイナス方向にグラウンダーのクロス。鈴木が右足を振ると、相手に当たりながらゴールへと吸い込まれていった。 4点を追う新潟は後半30分、MF秋山裕紀が自陣ハーフウェーライン付近から前線にボールを送ると、スペースに抜け出したFW谷口海斗が決定機を迎える。ペナルティエリア内に侵入してすぐに右足を振ったが、ここはGK早川友基のセーブに遭った。 試合は4-0のままタイムアップ。鹿島が完封勝利を収めて、7試合ぶりの白星を飾った。