衝撃の25球…ロッテ佐々木朗希のフリー打撃初登板の何がどう凄かったのか。打者が「怖い」と感じた3つのスペシャル
吉井投手コーチは、次回のフリー打撃登板を27日に設定した。スライダー、フォークという変化球を交え、時間も3分間プラスされて8分間となる。約40球ほどのピッチングになるが、井口監督も「素晴らしいボールを投げていた。順調にきている。ケガもなく確実にレベルアップしている。4月に実戦? その方向で考えている。焦らせることはしない。しっかりとしたプログラムの中での登板になる」と、その次には、デビューに向けての準備の最終段階となる、紅白、シートなどの実戦登板に進むことを示唆した。 変化球の質と、そのコントロール、クイックなどの細かい技術、投内連携などの守備対応など、まだ実戦でクリアすべきプロのチェックポイントは残っている。 佐々木自身も「(今日は)すごくバラつきがあった。そこを修正して、今までより安定して、ストライクをとれたり、球速も安定して出せるようにしたい。まだまだではないですが、このままいけば状態は上がっていくと思います。そこに向けて頑張りたい」と言う。 ”令和の怪物”の称号にウソはなかった。開幕が4月24日に遅れたことが追い風となり、意外と早く佐々木は秘密兵器として1軍で衝撃的なデビューを飾るのかもしれない。