【カンボジア】ラオスとの協力関係強化へ、首相が確認
カンボジアのフン・マネット首相は8日、ラオスの首都ビエンチャンで、同国のソンサイ首相と会談し、二国間協力をさらに強化していくことを確認した。クメール・タイムズ(電子版)が10日までに伝えた。 フン・マネット氏は、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議と関連首脳会議に出席するためビエンチャンを訪れていた。 両者は、政治や防衛・安全保障、貿易、投資、観光、金融、エネルギー、教育、インフラなどさまざまな分野での二国間協力の拡大について協議した。 両国関係は2019年に「包括的戦略的パートナーシップ」へ格上げされ、その後、あらゆる分野での協力が拡大されてきた。カンボジアは先月、同国とラオス、ベトナム(CLV)の3カ国が国境を接する「開発の三角地帯(DTA)」に関する協力枠組みから脱退。その後は、ラオスとの二国間協力の促進に方向転換し、二重課税の撤廃などを目指す方針を示している。