サッカー日本代表・浅野拓磨選手(写真:アフロ)

サッカー日本代表は29日、元日に行われる「TOYO TIRES CUP 2024」タイ戦に向けた練習を公開。ドイツ1部・ボーフムに所属する浅野拓磨選手が練習後、取材陣のインタビューに応えました。 【画像】この日の試合で先制点を決めたボーフム・浅野拓磨選手 28日から行われている練習では別メニューで調整を行っている浅野選手。「プレーしようと思ったらできるくらいにはきている。監督・トレーナー陣との兼ね合いもありますけど、元日の試合も出たい気持ちと活躍したい気持ちはすごくある。個人的にも無理するところではないのかなと思っているので、大事なのはアジアカップだと思っていますし、少しでも早く自分の状態を100％に持っていけるように頑張っていきたいと思います」と現在のコンディションを明かしました。 また16日にはドイツ1部・ウニオン・ベルリンとの試合で、サポーターがリーグへの反対運動としてピッチに投げ込んだコイン形のチョコレートを拾って食べたことが物議を醸した浅野選手。その経緯について「ここまで反響があるとは自分でも思っていなかった。(チョコを)食べて日本でもドイツでもすごくメディアで騒がれて、みんなにも色々なことを言われた。あの時ふとチョコレートを見つけて、あの試合すごく疲れていたので、ちょっとでもエネルギーをとろうと思って、エネルギー補給という意味で口にした。その試合も勝つことができて結果オーライ。ただ色々なことを考えたら食べるべきではなかったと個人的には思うので、そこは一選手として考え直さないといけないと思った」と真相を語りました。 さらに、その後の周囲の反応についても聞かれると「名波さんからは『チョコレート食べちゃだめだぞ』と一言だけ言われました。僕もそこは試合の後感じたので、一選手として成長できる部分を感じた」と、代表でコーチを務める名波浩コーチとのやりとりも明かしました。 タイ代表との試合は1月1日に国立競技場で、その先のAFCアジアカップカタールは1月12日からカタールで行われます。