アルゼンチン大統領が外相解任、米国の対キューバ禁輸解除に賛成票
[ブエノスアイレス 30日 ロイター] - アルゼンチンのミレイ大統領は30日、国連で米国のキューバに対する禁輸措置解除に賛成票を投じたとしてモンディノ外相を解任した。大統領報道官は、ヘラルド・ウェルテイン駐米大使が後任に就くとXに投稿した。 ミレイ氏は米国支持を公言しており、キューバやベネズエラと距離を置くなど、周辺や域外の社会主義貿易相手国に対して冷ややかな姿勢を取る。また、アルゼンチンが米国やイスラエルと足並みをそろえたいとも明言している。 国連総会ではこの日、数十年にわたる対キューバ制裁体制の終結を求める決議案を採択。拘束力はないが圧倒的多数で可決され、米国とイスラエルのみが反対票を投じた。