チェックIN&OUTフリー・無料のキャンプ場「3泊4日リレー」北海道・積丹から稚内「自由すぎる旅レポ」
■稚内の夜景が魅力のひとつ「稚内森林公園キャンプ場」
北海道の最北端、稚内市の高台に位置するのが「稚内森林公園キャンプ場」である。黄金岬キャンプ場からの距離は184kmで、所要時間は車で約3時間半だ。稚内へと続く、日本海オロロンラインを走る道中の見どころは、サロベツ原野と呼ばれる広大な湿原だ。海と湿原以外に何もない光景は、地球の原風景を思わせる。 稚内森林公園キャンプ場は広大なフリーサイトを有しており、場内から稚内の夜景を望めるところが魅力のひとつ。キャンプで出たゴミを無料で回収してもらえるのも嬉しい。鹿が多く出没するなど、自然の中に身を置いていることが感じられるキャンプ場だ。 キャンプ場から車で8分の場所には「稚内市北方記念館」があり、稚内周辺の歴史を深く学ぶことができる。また温泉に入りたいときには、2022年に市内にオープンした「ヤムワッカナイ温泉 港のゆ」がおすすめだ。露天風呂に入ると、すぐ目の前をウミネコが飛び交っていた。港町ならではの光景だ。 稚内森林公園キャンプ場 ・住所 〒097-0022 北海道稚内市中央1丁目 ・電話番号 0162-23-6481(稚内市 建設産業部農政課 農業振興・委員会グループ) ※営業日時はホームページよりご確認ください
■本州からフェリーで北海道へ
本州在住の方でも、青森からフェリーで函館に入り、マイカーで北海道キャンプ旅をすることが可能だ。青森~函館間は、「青函フェリー」と「津軽海峡フェリー」という2つの選択肢がある。 北海道の大自然に身を置きながら、無料で海キャンプや夜景キャンプが楽しめる3泊4日。ぜひ、このルートを皆さんにもお試しいただきたい。 ※この記事の情報は2024年6月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。 東樹 詩織(とうじゅ しおり) 夫婦+犬で、全国のキャンプ地をめぐる。ミニマムキャンプがメイン。 キャンプ好きが高じて、東京と信州の2拠点生活を開始。 キャンプ旅の写真を集めたZINEを「as human footprints」名義で発刊。
東樹 詩織