うれしの茶をローマ教皇に贈呈するための出発式 【佐賀県】
サガテレビ
うれしの茶の発祥の地とされる嬉野市の不動山地区で14日、特産の茶をローマ教皇に贈呈するための出発式が開かれました。 「うれしの茶発祥の地」とされる嬉野市の不動山地区は、江戸時代に迫害を逃れたキリシタンたちが長崎から移り住んだと伝えられていて、今も史跡が残されています。 毎年、カトリック教会の最上位の聖職者、ローマ教皇へ茶を贈っていて、14日は市や茶業の関係者が出発式に臨みました。 今年は、地元で生産された蒸し製玉緑茶や釜炒り茶、うれしの紅茶のほか、肥前吉田焼の茶器が贈られるということです。 【JAみどり地区茶業部会 三根孝一部会長】 「今年の茶は例年通り高品質のお茶ができている。うれしの茶が全国に海外に広まることを期待」 ローマ教皇への茶の贈呈は今回で12回目で、お礼の手紙も届いているということです。
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