海蔵亮太、シングル毎週配信の「ギネスに挑戦したからこそ表現できた」配信シングル「晩夏光」をPR
歌手の海蔵亮太(34)が配信シングル「晩夏光(ばんかこう)」を発売した。カバー曲などの配信シングルを毎週発売し、ギネス世界記録「音楽アーティストによるデジタルシングルの連続リリース最多週数達成」を更新している海蔵にとっての勝負曲。「自分にはない表現の仕方を吸収できた」とアピールした。 カラオケ世界チャンピオンの肩書を引っ提げ、2018年にメジャーデビュー。5周年を記念した23年4月から毎週水曜日にオリジナルやカバー曲のシングルを発売し、24年4月の55週連続時点で世界記録に認定された。「自分の音楽をより一層高めていく意味で続けている」と振り返り、「3桁までは頑張ります」と意気込む。 新曲は毎週配信と同時進行し、たっぷりと時間をかけて準備。夏の終わりにもう会えない大切な人を思うバラードで、「直接的な表現がないぶん、世界観を音で伝えるのに苦労しました」と話しつつ、「ギネス記録に挑戦したからこそ表現できた。インスピレーションを受けた部分がいっぱいあります」と手応えを実感している。 抜群の歌唱力を持ちながらも、実は楽譜が読めない。しかし「苦悩ノート」と呼ぶ資料を作り、歌詞を手書きし、各曲ごとに「こういう思いで歌うんだろうな」という考察や世界観をびっしりと書き込む。毎週新しい曲に触れることが「すごく勉強になります」と作業を楽しんでいる。 今年はライブやイベント、テレビ出演のほか日本テレビ系「DayDay.」(月~金曜午前9時)の10月エンディングテーマを担当するなどマルチに活躍。「皆さんにより一層楽しんでいただけるようなライブを来年6月ぐらいに考えています」と、地元・名古屋市でのプランも明かした。
中日スポーツ